わきがを自覚したのはいつ頃なのか?実はわたしも昔、そうだったんですが身近な人から指摘されてやっと気づく人多いようです。
子供さんなら尚更・・・はじめはショックだけどハッキリ言ってあげないと分かりません(。>_<。)
人の嗅覚は同じ臭いに慣れてしまうものなので、一緒に過ごしてると親御さんでも子供のワキガに気づくのが遅れる事があります。
大人の「加齢臭」も指摘されるまで分からないですよね(。>_<。) それと同じで人から言われてやっと気づくものです。
今回はワキガの原因から見た簡単なセルフチェック方法を紹介してみます。
ワキガの原因となる汗
そもそもどうして脇のにおいだけが気になるのでしょうか? それは汗の出る線「汗腺」の種類に違いがあるからなんです。
人の汗腺には2種類あり、「エクリン腺」と「アポクリン腺」を通って汗が出ます。 エクリン腺は全身にある汗腺です。 汗は元々無臭なのですが、汗腺から出た時に皮膚の角質と混ざりあいます。
すると皮膚についている菌がこれを分解するので、多少のにおいが発生します。
アポクリン腺は体の一部のある汗腺です。 脇の下、耳の中、陰部、乳輪に存在します。
このアポクリン腺から分泌する汗には、水分と共にタンパク質、脂質、アンモニアなどが含まれています。
汗が皮膚についたときに、エクリン腺の時と同じように菌が分解を始めますが、タンパク質や脂質を分解するときには、発酵したようなにおいを放ちます。
これが脇の下で蒸れたり、時間がたって分解が進むと、さらににおいが強くなり、ワキガだと感じてしまうのです。 汗の成分自体が違うために、アポクリン腺の多い脇だけがにおってしまうんですね(。>_<。)
子供のワキガに気づくためにはどうすればいい?4つのチェックポイント
まずは子供がワキガかどうか見分ける必要があります。 はじめはワキだけに注目するのではなく、体全体を見るといいでしょう( ̄▽ ̄)b
1、子供の耳垢は湿っている?
ワキガのある人のほとんどは、耳垢が湿っています。(私も湿ってました。)
湿っているというのは、耳掃除をした時にべたべたした黄色い耳垢が取れるかどうかですぐにわかります。
黄色い耳垢の場合はワキガの可能性が高くなります。(。>_<。)
※アポクリン腺は耳の穴にもあるので、耳の汚れが汗と混ざることで湿ったり、黄色くなることで判断できます。
2、脇の下に指やティッシュを挟んで10分後におうか?テスト
実際に子供のワキに鼻を近づけて嗅いでみると、強い臭いがして「あ、ワキガかも?」と親が気がづいても、本人(子供)が認めず「クサくない!」と言われて困る事があります(;^_^A アセアセ・・・
実は普段からワキガに慣れてしまってて、気づいていないだけなのです。
そんな時は脇の下に指を10分ほど挟ませて、その指を鼻先でかいでみると「くさい」と感じることができます。
指の代わりにティッシュをはさんでも大丈夫です。(まずは、自分でも自覚してもらう事が大事)
できれば汗をかいた後にやってみるといいでしょう。
3、洋服の脇の下が黄色なってるのを確認する
子供が着ている白いシャツや薄い色のシャツの脇の下が、黄色くなることはありませんか?
例えばエクリン腺から分泌される汗は、皮脂と混ざりあうため時間が経つと黒く変色します。
大人の場合は、ワイシャツの襟や袖の汚れを見るとわかりますね。
対してアポクリン腺から分泌される汗にはタンパク質やアンモニアなどが含まれますので、時間が経つと黄色く変色します。この二つはまったく別の成分が含まれるので、汗が酸化する過程で違いが生まれるのです。
脇の下が黄色くなればワキガの可能性が高く、黒くなれば単なる汗と言えます。
同じように下着(ショーツやブラジャー)に汚れがつきやすい、洗濯していても黄色く変色してしまうという場合もワキガの可能性が高いです。※太もものキワあたりが黄色くなってる事が多い
4、家族の中にワキガの人がいるか?
ワキガの原因となるアポクリン腺の数は、遺伝的に生まれつき決まってると言われてます。
数が多いとにおいの原因の汗が多くなるので、必然的にワキガになります。(。>_<。)→わたしは父が、わきがでした。
両親のどちらかがワキガの場合⇒ 半分の確率でワキガが遺伝
両方ともワキガの場合⇒ 8割の確率で遺伝
家族には誰もワキガの人がいないが親族にいるという時も、隔世遺伝的に現われる場合もあります。ワキガが家系の中に1人でもいる場合、自分もなる可能性が高くなると思った方がいいです。
ワキガのセルフチェック法 まとめ
今回は自分では気づきにくいワキガの簡単なセルフチェック法を見てきました。
私の場合「お父さんはワキガだったけど、自分だけは違う!」と思い込んでいた時期もありました(^-^;)
学校で「くさい」と周りに指摘されて恥ずかしい思いをする前に親にこっそり教えて貰いたかったです。そうすればワキガ対策もいち早く取り組むことができますね。(早く気づくほど体臭コントロールがうまくなる)
今回ご紹介した4つすべて当てはまっても、必ずしもワキガであるとは限りませんが、可能性はあると考えて間違いないと思います。